プリムラの育て方

栽培環境

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プリムラは日光を好むので、光がタップリ当たる明るい場所に植えましょう。日光不足になると花数が少なくなったり、花色が鮮やかさを失ったりします。

プリムラは耐寒性が強いので、冬の庭植えも可能。できるだけ冬の冷たい風が当たらない日なたに植えるのがオススメです。

水やり

開花中のプリムラは水切れしないように管理しましょう。庭植えは降雨にまかせますが、乾燥した晴天が続いたら水を与えてください。鉢植えは土の表面が乾いたらタップリと。

花が上を向いて咲くので水がたまりやすくなります。水やりの際は花や葉に水がかからないように、根元に注ぎましょう。

肥料

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鮮やかな色を保ちながら、途切れることなく花を咲かせるためには、多くのエネルギーが必要です。開花中のプリムラには、肥料を十分与えるようにしましょう。

緩効性化成肥料を植え付け時に元肥として施し、開花期にはリン酸の多い肥料を与えるのがオススメ。10日に1回程度液体肥料をかけてあげるとよいでしょう。

花ガラ摘み

咲き終わった花は早めに取り除きます。花ガラをそのまま残しておくと、栄養が浪費されるだけでなく病気を引き起こす原因にも。

花ガラをこまめに摘んでおけば、つぎつぎと新しい花芽が伸びてきて、長い期間満開の花姿を楽しめます。