【30~50歳代夫の年収別】みんなどれくらい働いているのか
今回は内閣府男女共同参画局「結婚と家族をめぐる基礎データ」をもとに、30~50歳代の夫の年収別に女性はどれくらい働いているのかを見ていきます。
上記によると、夫が40~50歳代に比べて、30歳代のほうが女性の有業率が低くなっています。
たとえば夫が年収400~499万円の場合、女性の有業率は30歳代で68.7%、40歳代で77.9%、50歳代で78.6%となっており、30歳代と40~50歳代ではおよそ10ポイントのひらきがあります。
これは30歳代ではまだ子どもが小さく、家事育児に時間がかかるため専業主婦を選ぶ方もいると考えられるでしょう。
ただし、基本的に30歳代夫の妻の有業率が低いものの、年収800万円以上になると30~50歳代で大差が見られません。
こちらに関しては、夫の年収に関わらず働きたい女性が6割前後いると思われます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。