50歳代「平均貯蓄額」はいくら？定年前「貯蓄1000万円」貯めるためにやめたいこと4選 【50歳代】二人以上・単身世帯別の貯蓄（平均・中央値）はいくらか

50歳代「平均貯蓄額」はいくらか【最新データ】

50歳代の平均貯蓄額を「二人以上世帯」「単身世帯」に分けて確認します。

50歳代「平均貯蓄額」二人以上世帯【最新データ】

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯］(令和4年)各種分類別データ」によると、50歳代の二人以上世帯の金融資産保有額の平均値は1253万円です。

ただし、より実態を反映する中央値は350万円です。

50歳代以前と比べると、50歳代は平均値と中央値の乖離が顕著です。

平均値が1253万円である一方で、24.4%の世帯が金融資産を保有しておらず、50歳代の間で経済格差が激しいことが分かります。

50歳代「平均貯蓄額」単身世帯【最新データ】

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯］(令和4年)各種分類別データ」によると、50歳代の単身世帯の金融資産保有額の平均値は1048万円です。

二人以上世帯と比べて、200万円ほど低い結果となりました。

中央値は53万円、二人以上世帯と比べると、300万円程度低いです。

他の世代と比べて、金融資産非保有世帯が20歳代に次いで多く、平均値と中央値の乖離が大きいです。

50歳代は、経済格差が激しい年代と言うことができるでしょう。