松屋は2014年初めまでは既存店売上高は100を割り込んでいましたが、その後ほとんど100を超えている状況です。

すき家は、吉野家ほどの振れ幅はありませんが、2014年初め以降既存店が100を超えてきましたが、松屋に比べると振れ幅は大きい月が散見されます。

既存店売上高は、主に客数と客単価で構成され、プロモーションやメニュー、また競合店との競争、天候などでも変化します。既存店売上高だけで人気が把握できるわけではありませんが、各チェーン店がどのような施策で顧客に対して商品やサービスを訴求してきているかのヒントにはなります。

まとめにかえて

いかがでしたか。牛丼チェーンのビッグ3は同じ牛丼を扱っているとはいえ、品揃えや価格レンジも異なります。ただ、時間帯に関係なく、手ごろな価格で温かい牛丼を食べることができるのはこれだけ多くの店舗がある日本ならではといえるのではないでしょうか。

青山 諭志