肌寒い日が続くものの、立春を過ぎると暦の上ではもう春。朝夕の冷え込みはもうしばらく続くかもしれませんが、日中は少しずつ太陽の光も強くなり、暖かさを感じるようになるでしょう。
周りに彩りがない時期には、華やかな寄せ植えが一鉢あるだけでも庭がにぎやかに(※編集部注)。
今回は寒い季節から春まで長い間楽しめる寄せ植えを作るコツや、オススメの寄せ植えバターンを紹介します。
【参考記事】【ガーデニング】早春の庭を華やかに彩る!パンジー・ビオラの寄せ植えパターン6選
寒い時期に寄せ植えを作るコツ
寒さに強い植物を選ぶ
2月に入ると少しずつ暖かさが増すとはいえ、夜間は急激に気温が下がったり、雪や霜の日があったり。しばらくは真冬の寒さが続くでしょう。
この時期の寄せ植えには耐寒性のある植物を選ぶことがポイント。園芸店の店頭に並んで花を咲かせている品種なら、寒さには強いものばかりなので大丈夫です。
丈夫な性質の植物を選ぶ
冬の間は太陽の角度が低く日照時間も短め。晴れた日でも日差しが斜めに差して弱々しい光です。生育に欠かせない光合成がしにくくなるので、栄養も不足ぎみになります。
寄せ植えにする植物はできるだけ強健な性質のものを選ぶほうがよいでしょう。丈夫な植物は育てやすくて管理も簡単です。
開花期間が長い植物を選ぶ
冬の間は暖かい時期のように頻繁に植え替えできません。本格的な春が来るまでにはもう少し日にちがかかりそうなので、寄せ植えをできるだけ長持ちさせることが大切です。
そこで長い間花を咲かせる植物を選ぶのがオススメ。花付きがよいタイプや、花の寿命が長いタイプ、よく返り咲きするタイプなどを選ぶとよいでしょう。
水やりを控えめにする
春や夏と比べて、気温が低い時期は生育スピードがゆっくりしたペースになります。水の吸収も少なくなるので、水やりは控えめにしましょう。
夕方に水やりすると、夜間に気温が下がって凍ってしまうかもしれません。水やりは晴れた日の午前中がオススメです。