都道府県別1世帯あたりの自宅外通学者数(少ない順)

  1. 大阪府:0.13
  2. 神奈川県:0.16
  3. 埼玉県:0.17
  4. 千葉県:0.20
  5. 福岡県:0.22
  6. 東京都:0.22
  7. 兵庫県:0.23
  8. 愛知県:0.25
  9. 宮城県:0.25
  10. 滋賀県:0.26

一方で、自宅外通学者が少ない県は基本的に都市部となっています。

都市部でも中心部となれば生活費や教育費が高くなりますが、郊外では生活費を抑えながら仕送りせずに進学することも可能でしょう。
 

みんなの教育費の捻出方法は?

最後に同調査より、みんなの教育費の捻出方法を確認しましょう。

出所:日本政策金融公庫「令和3年度教育費負担の実態調査結果」

教育費の捻出方法(何らかの対応をしている世帯・三つまでの複数回答)

  • 教育費以外の支出を削っている(節約)(28.6%)
  • 子供(在学者本人)がアルバイトをしている(21.5%)
  • 奨学金を受けている(19.2%)
  • 預貯金や保険などを取り崩している(18.8%)
  • 残業時間やパートで働く時間を増やすようにしている(10.1%)
  • 共働きを始めた(8.9%)
  • 親族から援助してもらっている(6.1%)
  • 国の教育ローンを借り入れしている(4.0%)など

節約や奨学金、残業や共働きなどさまざまな工夫をしたり、子供がアルバイトをしたりして捻出をしています。