世帯年収600万円でも4000万円の新築住宅は購入可能
結論から言うと、世帯年収600万円でも4000万円の新築住宅は購入可能です。
しかし、借入金額によって毎月の住宅ローン返済額は変わるので、入念な資金計画が必要です。
ここからは、国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」に基づいて、注文住宅取得世帯の傾向などを解説します。
世帯年収600万円以下の割合が約3割
注文住宅取得世帯のうち、世帯年収が600万円以下の割合は33.2%でした。
世帯年収600万円でも、多くの人が注文住宅を取得しているのがわかります。
また、世帯年収600万円超800万円以下が約30%で、世帯年収800万以下が全体の6割を占めています。
購入資金総額は5112万円
土地購入と住宅建築資金総額の全国平均は5112万円でした。購入資金の内訳は、自己資金が1203万円で、借入金が3909万円です。
土地購入資金の全国平均は1769万円で、新築世帯における住宅建築資金は3489万円でした。