リスキリング自体には前向きな姿勢
アクシス株式会社の同調査によると、リスキリング自体には前向きな姿勢があることがうかがえました。
「リスキリングをしてみたいですか?」の質問項目に、84%が「はい」と回答したのです。
ただし、「所属する会社にリスキリングに関する制度はありましたか?」の質問に「はい」と回答したのは27%にとどまります。
約7割の企業は、リスキリングの制度がないことが判明しました。
スキルアップや資格の取得などに前向きな姿勢である一方、企業には制度がないケースも多く、個人での動きが必要になることが浮き彫りになりました。
キャリアのためのリスキリング
今回の「産休・育休中のリスキリングを後押しする」との発言により、SNSでもさまざまな声があがりました。
ただし、今回をきっかけに様々な声があがったのは一歩前進ともいえます。
育児といってもいろいろな形があり、立場によって見え方や必要なものはさまざまです。
SDGsという言葉が誕生し、「誰一人取り残さない」グローバル社会が望まれる今、一つひとつの問題を解決する制度が望まれます。
参考資料
太田 彩子