春の到来を告げる花木5選

ウメ

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万葉集でも多くの和歌に詠まれるほど、日本古来より親しまれてきたウメ。いち早く春の訪れを教えてくれる花です。一重咲きはシンプルな美しさがあり、八重咲きは愛らしく華やか。ほのかな香りも魅力です。

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マンサク

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マンサクは日本原産の落葉樹。寒い季節にほかの花に先駆けて「まず咲く」ことから、「マンサク」と呼ばれるようになりました。目立つ花ではありませんが、冬枯れの景色に黄色の花が鮮やかに際立ちます。

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サンシュ

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早春の黄色い花だけでなく、秋には真っ赤に染まる葉と果実も楽しめるサンシュ。小花が集まった丸い花房は2~3センチほどの大きさです。グミに似た赤い実はビタミンCを豊富に含み、食用として利用できます。

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カンヒザクラ

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カンヒザクラは沖縄や鹿児島の一部に自生する桜の仲間。ソメイヨシノより2ヶ月程度早く咲きます。花は開き切らずベルのような形に。鮮やかな濃いピンクの花がうつむいて咲き、優しげな印象です。

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ロウバイ

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中国原産の落葉低木で、ウメのような甘い香りを漂わせるロウバイ。その芳香はそばを通るだけでも感じられるほど。淡いイエローの花弁にはツヤツヤした照りがあり、まるで繊細なロウ細工のようにも見えます。

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