恵方巻き

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最近では、節分に恵方巻きを食べる風習も広がりつつあります。

恵方巻きは、節分に食べられている巻き寿司で、その年の縁起の良い方角「恵方」を向いて食べるのが一般的です。

元々恵方巻きは、大阪で行われていた風習ですが、戦後までは全国にさほど普及していなかったようです。

現在のように全国的に広まったのは、1989年のコンビニチェーン店のPRがきっかけとされており、この販売を皮切りに全国的な風習となりました。

由来は諸説あり、「花街の遊びとして食べる風習が誕生した」「商家の商売繁盛を祈願して食べるようになった」など、さまざまです。

2023年の恵方は「南南東」となっているため、豆まきを終えた後に恵方巻きを食べてみてはいかがでしょうか。

柊鰯(ひいらぎいわし)

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株式会社食文化によると、柊鰯(ひいらぎいわし)を玄関に飾るのも、節分で行う風習の1つのようです。

柊鰯は、柊の枝に鰯の頭を刺したもので、それを玄関に飾ることで鬼が入ってこないようにしていました。

柊と鰯を使用する理由は、鬼は生臭いにおいを嫌い、柊の棘が苦手だとされているからです。

柊鰯も豆まきと同様に日本で古くから行われている風習なので、今年の節分に作ってみてもいいかもしれませんね。