日本一大きな湖・琵琶湖がある

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滋賀県といえば、日本一大きな湖である琵琶湖を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。滋賀県の面積のうち、約6分の1は琵琶湖が占めています。

琵琶湖は約400万年前に三重県伊賀市のあたりに生まれ、断層運動の影響を受けて形を変えながら現在の場所へと少しずつ移動しました。

少なくともここ約40万年間は、今の場所に位置していると考えられています。

世界に約20カ所しかない「古代湖」の1つでもあり、琵琶湖はとても貴重な存在と言えますね。

周辺には琵琶湖を一望できるびわ湖バレイや、琵琶湖の東西を結ぶ琵琶湖大橋など、観光スポットがたくさんあります。

実はお寺の数が京都府よりも多い!?

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文化庁が発表した令和4年版の『宗教年鑑』によると、滋賀県にあるお寺の数は3199カ所、京都府は3058カ所で、僅差で京都府よりも多いそうです。

滋賀県のお寺の数が京都府より多い理由の1つとして考えられるのが、天台宗の総本山である比叡山延暦寺があるため。

天台宗の開祖である最澄は近江国滋賀郡出身のため、滋賀県は古くから仏教との縁が深い場所と言えますね。

滋賀県には世界遺産に登録されている比叡山延暦寺をはじめ、紅葉の名所である百済寺や、四季折々の自然を堪能できる三井寺など、魅力的なお寺がたくさんありますよ。