3. 三菱商事の株の下落要因1.世界的な景気減速懸念や金融引き締めの波及
世界中のさまざまな原料や商品の売買で収益を稼ぐ商社は、景気動向に比較的敏感な業種とみなされます。
そのため、国内外の景気動向や株式市場の影響を受けやすいという特徴があります。
2022年は3月に米国FRBにゼロ金利の解除が行われたのを皮切りに、高止まりするインフレを抑えるための急速な利上げが先進国で実施されました。
インフレの過熱と、急速な金融引き締めは株式市場にとってマイナス要因です。
2022年半ばごろからは景気減速に対する懸念も高まっていったこともあり、たとえば下図の米国株式の値動きのように、2022年の株式市場は総じて不調でした。
三菱商事も、2023年1月期第二四半期の決算発表における質疑応答などで、景気動向に対する不透明感に対する懸念を示しています。
2022年の商社株においては、このような世界的な株安の影響を受ける形で下落する局面も見られたと考えられます。
特に米国において+0.75%の急激な利上げが行われた2022年6月ごろには、米国株などが急落したことを受けて、三菱商社の株価も大きく下落したと思われます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)