つみたてNISA「インデックス投資信託」とは?
現行のつみたてNISAの投資対象商品は大きく、「インデックス投資信託」「アクティブ運用投信」「上場株式投資信託(ETF)」に分けられます。商品を選択する際には、商品の分類に注目すると絞りやすくなります。
「インデックス投資信託」は、目標の指数と同程度の運用成果をあげることを目標とした投資信託で、つみたてNISAには、株式指標のみをターゲットにした単一指数(株式型)や株式や債券など複数の資産を投資対象とする複数指数(バランス型)があります。
インデックス投資信託は、インデックス・ファンドやパッシブ・ファンドともよばれています。
また「上場株式投資信託(ETF)」は、上場している投資信託で、株式のように取引時間内であれば、相場を確認しながら売買できる商品です。
一方、「アクティブ運用投信(アクティブファンド)」は、特定の指数(ベンチマーク)を上回る運用成果をあげることを目標とした投資信託で、運用担当者(ファンドマネージャー)が投資判断します。一般的に、インデックス投資信託よりも手数料は高くなります。
つみたてNISAの投資対象商品は、手数料の水準が低く、分配金の支払いが頻繁ではないなど、投資初心者でも活用しやすい商品に限定されているのが特徴です。
そのためインデックス投資信託が全体の85.7%を占めています。