早い段階から学費と仕送りの捻出を想定する
一人暮らしを予定している子どもがいる家庭では、学費の他にも仕送りとして出すお金の捻出も考えなければいけません。
また、「アルバイトをして生活費を稼ぐ」という大学生は昔も今も多いですが、昨年秋から続く物価高もあり食費などを切り詰めるのも限度があります。
親は学費の他にどのくらい仕送りが出来るかを計算し、春から大学生になる子どもはどのくらいアルバイトをして稼げば生活費などをカバーできるか考えましょう。
そして、これから進路選択を控えている子どもがいる場合「大学まで行くつもりなら家から通える範囲の大学にするかどうか」といった判断を、なるべく早い段階から親子で話し合いましょう。
家計の事情によって一人暮らしをさせることが難しいこともあります。
後手後手になっていると、子どもの夢を直前になって断念させることにつながります。
実現可能な範囲から選択肢を選び、確実に大学に行かせられるようにするのも現実的な判断です。
参考資料
中山 まち子