小正月に行われる伝統行事
小正月に行われる伝統行事は、「火祭り」と「餅花に飾り付け」が一般的です。
火祭り
火祭りは、全国各地で呼び名が変わっており「左義長」や「どんど焼き」「鬼火たき」「どんどん焼き」などが挙げられます。
門松やしめ縄などの正月飾りだけでなく、前年に使用したお守りや熊手、破魔矢などの縁起物を燃やすことで、元旦にお迎えした年神様が天に帰るとされています。
炎が高く上がるほどご利益があるとされており、今年一年の無病息災や安全を祈願しながら、火祭りを行います。
また、前述したような「火祭りで焼いた餅や団子を食べる風習がある」以外にも、「書き初めを燃やすと字が上手くなる」といった言い伝えもあるようです。
前年に使用した縁起物や正月の飾り付けは、意外と処分しにくい物であるため、小正月の行事を機会に処分してもらえるのも嬉しいですね。
餅花
一方で餅花は、紅白の餅を小さく丸め、柳の枝に飾り付けたものを指し、今年一年の豊作を願って小正月に飾られる飾り物です。
餅花は、何本かを束にして使用し、神棚や床の間などの室内に飾るのが一般的です。
餅花を室内に飾ることで、一気に小正月ムードになるため、小正月期間に飾ってみてはいかがでしょうか?