小正月とは?いつ行う行事?
1月1日の元日(もしくは1月7日まで)を「大正月」と呼ぶのに対し、1月15日前後に行われる行事は「小正月」と呼ばれます。
小正月は、今年一年の「豊作や健康を願う」目的で行われる行事で、1月14日から16日の3日間を中心に実施されるのが一般的です。
一部の地域では、年末の準備から松の内までの正月期間を締めくくる目的で「小正月」の行事を行うところもあり、その場合は元旦から15日までを小正月期間としているようです。
また、現代ではあまり使われなくなった言葉ですが、昔は年末から松の内まで多忙である女性を労う休息日であったことから「女正月」とも呼ばれていました。
小正月では、伝統的な行動食や行事などが各地域で行われているため、次章で詳しく解説していきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)