年金に支えられて生活する老後に、「私はいくら年金がもらえるのか」と不安に感じたことはありませんか。

厚生労働省年金局「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の最新の受給額は平均14万3965円(月額)でした。厚生年金の受給者とは、会社員や公務員などが該当します。

それでは会社員が老後に月額14万円の公的年金を受け取るというのは、どれほど年収があれば良いのでしょうか。

今回は、厚生年金の支給額はどのように決まるのか、また自分の年収額の場合にはいくら厚生年金がもらえるのか、について解説します。

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