切れ葉系
さんご系、くじゃく系とも呼ばれる切れ葉系は、切れ込みが入った葉が特徴的なハボタン。葉の形がまるで雪の結晶のようで、冬の寄せ植えに重宝します。
このほかにも、縮れた葉とウサギの耳のような形で、モコモコとした形状の葉が特徴的な「バニー系」や、フリルのように大きく波立つ葉がお洒落な「フリル系」などがあります。
品種改良が進めば、さらにお洒落で存在感のある品種が増える可能性も。日々進化するスタイリッシュなハボタンたちに注目したいですね。
ハボタンの育て方
ハボタンは苗から育てると、比較的生育が容易です。初心者も育てやすいでしょう。日当たりのよい場所で、水はけのよい土に植えて育てます。
品種にもよりますが、生長すると株自体が大きくなるので、株間を20センチ程度開けておくのがよいでしょう。ギュウギュウに植え込むと株が蒸れやすくなります。
水やりは土が乾いたら与えるようにします。水のやりすぎには注意しましょう。
ハボタンはアブラナ科の植物でキャベツの仲間。そのためアブラムシやチョウの幼虫などがつきやすい植物です。特にアオムシは葉を食べてしまうので、春は注意しましょう。