現役サラリーマンのみなさんの中には、毎月の給与から差し引かれる社会保険料について、「ちょっと複雑だな……」とイメージを持つ人も多いでしょう。

社会保険料のひとつ「厚生年金保険料」は、私たちが老後に受け取る年金額に直結するものです。

公的年金の年金額は賃金や物価を考慮して年度ごとに見直しが行われますが、今の年金受給世代が受け取っている金額を知ることは、老後資金の準備を進めるうえで何らかの参考となるはすです。

今回は、基礎年金(国民年金)・厚生年金のしくみを整理したあと、最新の厚生労働省資料をもとに、いまの年金エイジが受け取る公的年金額を見ていきます。

【注目記事】【40歳代からのつみたてNISA】平均貯蓄額とは。「月3万円」の運用もシミュレーション