2. 地方公務員「都道府県別」の平均給与ランキング
総務省「令和4年地方公務員給与実態調査結果等」より、ここでは「平均給料月額」と「諸手当月額」を合計した平均給与月額を見ていきます。
最も高いのは東京都で45万3595円、続いて徳島県の43万5488円、宮城県の43万4222円、神奈川県の43万3423円、静岡県の43万2321円と続きます。
またワースト5位を見ていくと、最も低いのは高知県の37万5110円、沖縄県の37万5542円、宮崎県の38万167円、佐賀県の38万2716円、福井県の38万5786円となっています。
1位の東京と47位の高知県では、年間で約100万円の格差があるようです。
とはいえ、他の職種別にランキングを入れ替えると、全く違った様相になります。地域だけでなく、職種によっても「地方公務員」の給与事情はさまざまであることがわかります。
また地域によって平均年齢も異なります。若手が少ない地域では平均給与が高くなる傾向にあり、こうした事情は企業の年収を見るときにも当てはまります。