正月飾りの処分方法
正月飾りは、年神様を招き入れるものであったり、依代になったりするものであるため、「どのように処分したらいいのか」困っている方も多いでしょう。
正月飾りは、下記の方法で処分することが多いとされています。
- 神社に奉納する
- 清めた後に家で処分する
- 鏡餅は鏡開きをして食べる
順に詳しく解説していきます。
神社に奉納する
門松やしめ飾りなどの正月飾りは、松の内が明けたタイミングで、神社に奉納すると良いでしょう。
地域によっては、下記のような火祭りを行い、正月飾りのお焚き上げをしています。
- どんどん焼き
- どんど焼き
- 鬼火焚き
- 左義長(さぎちょう)
正月飾りを回収してくれる神社は、地域によって異なるため、直接問い合わせたり地域の掲示板を確認したりしてみましょう。
清めた後に家で処分する
神社に奉納しに行くのが難しい場合や、お住まいの近くの神社で正月飾りの奉納をしていない場合は、家で処分することも可能です。
家で処分する際には、そのままゴミに出すのではなく、塩と酒をふって清めてから処分すると良いとされています。
上記以外にも、新聞紙にくるんでからお浄めをしたり、他のゴミと分けて処分したりするなど、いくつか処分方法があるようです。
鏡餅は鏡開きをして食べる
鏡餅は、鏡開きの日に木槌や小槌などで割って、お雑煮やぜんざい、揚げ餅などにして食べます。
鏡開きを行うタイミングは地域によって異なり、関東地方では1月11日に行われることが多く、関西地方の場合は1月15日または1月20日に行われるのが一般的です。
しかし、関東や関西の各地方によっても、鏡開きのタイミングに多少のズレがあるため、お住まいの地域ではいつ鏡開きがされているのか、事前に確認しておくと良いでしょう。