正月飾りはいつまで飾っておくのが良い?
結論から述べると、正月飾りは正月ムードが終わっても「松の内」の期間内であれば、飾ったままで問題ありません。
松の内とは、正月を祝う期間を指し、その期間中は年神様が家にいるとされています。
松の内が終わる期間は地域によって異なり、関東地方では1月7日まで、関西地方では1月15日までとするケースが多いです。
とはいえ、地域によって正月飾りを片付けるタイミングは異なるため、気になる方はお住まいの地域の風習を確認してみると良いでしょう。
正月飾りは来年も使っていい?
「せっかく立派な門松やしめ飾りを買ったのだから、来年も使いたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。
結論から述べると、正月飾りを使い回すことは好ましくなく、毎年新しいものを飾るのが良いとされています。
というのも、神様は清浄を第一としており、古い神具には宿らないとされているため、正月に年神様を招き入れたいのであれば、新品が好ましいと言えます。
とはいえ、現代においては上記のような信仰や信念を強くもって正月飾りを飾っている家庭は少ないのではないでしょうか。
「正月イベントのインテリアとして」正月飾りを飾っている場合は、正月飾りを来年に使い回すのは、さほど問題はないでしょう。