3.1 毎月いくらの預貯金が必要なのか

ここでは、以下の2つの準備期間があったとして考えてみましょう。

3.2 10年の準備期間

10年は120か月なので、先ほどの4年間に必要な授業料を120カ月で割ります(小数点以下、切り捨て)。

  • 4621万4000円÷120カ月=38万5116円

毎月約39万円の預貯金というのは一般家庭には至難の業でしょう。

では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。

3.3 18年の準備期間

18年は216か月ですので、先ほどの4年間に必要な授業料を216カ月で割ります(小数点以下、切り捨て)。

  • 4621万4000円÷216カ月=21万3953円

生まれた直後でも毎月約21万円必要ということがわかりました。

4. 大学進学費用を、上手に準備していくためには?

家計の経済状況は世帯ごとに異なります。奨学金や教育ローンを活用するご家庭もあるでしょう。未来を支える子どもたちの夢をかなえるために、親はできる限りのサポートをしていきたいものですね。

大学進学を見据えた教育費の準備は、先手先手で進めていきましょう。低金利が続くいま、預貯金と資産運用を上手に組み合わせていく視点も求められているといえそうです。

参考資料

LIMO編集部