2023年がはじまり、仕事はじめを前に今後のキャリアプランを考える方もいるのではないでしょうか。
キャリアを考える上で一つの参考になる「年収」ですが、国税庁によれば日本の平均年収は443万円です。
30年ほど平均年収が400万円台で推移しており、共働きが主流となっている日本ですが、「男性にとっての年収400万円」と「女性にとっての年収400万円」では捉え方が変わるものです。
日本の平均年収について、男女の立場に分けてみていきましょう。
日本の平均年収443万円。男女差は200万円以上
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は以下の通り。
日本の平均年収と給与所得者数(令和3年)
全体:5270万人(対前年比25万人増)・443万円(同10万2000円増)
- 男性:3061万人(同16万人減)・545万円(同13万1000円増)
- 女性:2209万人(同41万人増)・ 302万円(同9万4000円増)
全体の平均年収は443万円となっていますが、男女で分けると243万円の違いがあります。
つまり、「年収400万円」は男性では普通、むしろ平均より少ない印象ですが、女性にとっては普通より上でうらやましくも感じる水準といえます。
同じ平均で見ても、男女でこれだけ捉え方が変わるのですね。