JRA「有馬記念」過去10年の優勝馬
まずはJRAが公開しているデータをもとに、過去10年の優勝馬を振り返っていきます。
優勝馬は、3歳4勝、4歳2勝、5歳4勝となっており、6歳以上は未勝利。
2020、2021年は牝馬が勝利しているものの、過去10年間で見ると牡馬が7勝しています。勝利した3頭の牝馬は、すべてG14勝以上の名馬です。
JRA「有馬記念」優勝馬の前走条件を振り返る
次に優勝馬の前走条件を見てみます。
2015年のゴールドアクター以外はすべてG1に出走し、悪くとも4着までには入っています。また、前走を勝利してから有馬記念に挑んだ馬が6頭もいることから、勢いに乗った馬が強いレースと言えますね。
注目したいのが、前走で天皇賞(秋)を制した馬は2年連続(2020、2021)で有馬記念を勝利。
それだけでなく、ジャパンカップや菊花賞をステップにした馬は過去10年で5勝。この3レースは、相性が良いレースと言えます。