4. 老齢厚生年金をもらえるのは65歳から。老後資金を考える

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公務員の方や男性は昭和36年4月1日以前生まれ、女性の方であれば昭和41年4月1日以前生まれの方は、1年以上厚生年金や共済年金に加入していれば、特別支給の老齢厚生年金などを繰り上げしなくても65歳より前にもらうことができます。

しかし、昭和36年4月2日以降生まれの男性、昭和41年4月2日以降に生まれた女性は、65歳から老齢厚生年金や老齢基礎年金を受け取れるようになります。

老後の年金額は、50歳を過ぎれば年金事務所で計算してもらえるようになります。計算した結果、多くの方は年金が足りないと言われます。

個人年金を準備している方もいらっしゃると思いますが、老後は年金が収入の中心となります。現在の収入も大事ですが、準備できるのであれば、少しでも早い時期から老後資金を準備することをお勧めします。

年金額を増やすためには、給与やボーナスを増やすのが一番なのですが、iDeCoや積立NISA、他にもご自身に合った方法で、出来る限り早い時期から老後資金を準備しましょう。

参考資料

香月 和政