2. 厚生年金とは

厚生年金は、民間で働いている方が加入する年金でしたが、現在は共済年金と統合されており、公務員の方も厚生年金に加入しています。

厚生年金は、国民年金と違って20歳より若い方も加入することができるため、高卒で働いている方は18歳でも加入することがあります。

もちろん、60歳以降で加入している方もいます。

保険料は勤務先の給与天引きになっており、社会保険の一部として健康保険料と一緒に引かれています。厚生年金の保険料は、標準報酬月額(概算の給与月額)の18.3%を労使折半しているため、個人として9.15%を支払っていることになります。

例えば、給与月額30万円の方は2万7450円、50万円の方は4万5750円が個人の負担です。同様にボーナス時にも、ボーナスの9.15%の保険料を支払っています(上限額あり)。