2022年12月2日に発表された、コタ株式会社2023年3月期第2四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。
スピーカー:コタ株式会社 代表取締役社長 小田博英 氏
目次
小田博英氏:みなさま、こんにちは。コタ株式会社の小田でございます。本日は、当社の決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
さっそくですが、コタ株式会社2023年3月期第2四半期決算についてご報告します。本日は、2023年3月期第2四半期の実績、2023年3月期通期の業績見通し、今後の展開についてご説明します。
Iー1.サマリー
まずは決算のサマリーについてご説明します。
1つ目は減収要因です。前事業年度の5月にトイレタリーのトップブランド「コタクチュール」を発売し、当社としては記録的な増収幅となったことから、その反動を受け減収となりました。
一方で、トイレタリーの主力ブランドである「コタ アイ ケア」の販売は引き続き堅調に推移しています。加えて、5月に発売した育毛剤「コタエイジング グロウセラム」と、9月に発売した整髪料「コタスタイリング ルミテックス」の販売も好調でした。
これは、コロナ禍においても当社独自のビジネスモデルを展開するとともに、お取引先美容室に対して、対面とオンラインによる営業活動を通じて徹底的に寄り添い、業績向上に向けた提案や経営に関する支援を行い続けたことによるものと考えています。
2つ目は減益要因です。減収の影響および営業活動や物流に係る経費の増加に加え、今年の6月に竣工した「COTA KYOTO Lab(コタ キョウト ラボ)」に関連する費用を計上したこともあり、減益となりました。なお、「COTA KYOTO Lab」を含めた将来の成長に備えた投資内容については、後ほどご説明します。
3つ目は、当第2四半期の業績が通期に与える影響です。当社は営業戦略上、売上高および利益の構成比率は下半期のウエイトが大きいことから、当第2四半期の業績が通期に与える影響は小さいと判断しています。
Iー2.概要
業績についてです。売上高は33億8,400万円、前年同四半期と比べ7.8パーセントの減少となりました。また、営業利益は3億5,000万円、53.1パーセントの減少、経常利益は3億6,100万円、52.7パーセントの減少、四半期純利益は2億6,600万円、50.4パーセントの減少となりました。
Iー3.売上高の内訳
売上高の内訳です。実績はスライドに記載のとおりですが、主な内容については次のスライド以降で順にご説明します。
Iー4.トイレタリーの主力ブランドの状況
まずは、トイレタリーの状況です。トイレタリーの主力である「コタ アイ ケア」と同じくトップブランドである「コタクチュール」の実績についてはスライドに記載のとおりです。前事業年度は「コタクチュール」を発売したことにより、イレギュラーな動きとなりましたが、トイレタリー全体としては着実に伸びています。
特に主力の「コタ アイ ケア」は新規開拓の推進などにより堅調に推移しており、今後も当社の販売戦略における位置づけに変わりはなく、ビジネスモデルである「店販戦略」を支える主力製品として、そして新規ユーザーの裾野を広げる重要なブランドとして成長させていきたいと考えています。
また、「コタクチュール」は当社のシャンプー・トリートメントのトップブランドとして発売し、「コタ アイ ケア」を上回る品質と価格帯ですが、美容室での販売は着実に進んでいます。
当社としては、「コタ アイ ケア」でユーザーの裾野を広げ、「コタクチュール」でトップラインを上げるというシナジー効果を十分に発揮させることで、主力のトイレタリーをさらに伸ばしていきたいと考えています。
Iー5.育毛剤の新製品(2022年5月発売)
続いて、育毛剤の状況です。今年の5月に新製品「コタエイジング グロウセラム」を発売したことから、育毛剤全体としては増収となりました。
当該新製品の詳細については、お手元の資料をご覧いただければと思いますが、本製品には特許権を取得した当社独自の「ナノ化育毛成分ユニット」の技術が活かされています。詳細については時間の都合上、割愛しますが、特許技術により育毛成分が毛穴の深部に浸透することで、毛乳頭付近にある毛細血管に効率良く作用し、毛乳頭の活性化と育毛を促します。
加えて、従来の育毛剤のように未来の髪を育む育毛効果だけではなく、根元を立ち上げてシルエットを作りやすくしてくれるボリュームケアの効果も併せ持っており、老若男女問わず、すべての世代にお使いいただける製品となっています。
Iー6.整髪料の新製品(2022年9月発売)
続いて、整髪料の状況です。主力の「コタスタイリング ベース」が好調に推移しており、加えて、今年の9月に新製品「コタスタイリング ルミテックス」を発売したことから、整髪料全体としては増収となりました。
こちらも詳細についてはお手元の資料をご覧いただければと思いますが、当社のものづくりの特徴である「ネイチャー&サイエンス」の発想から生まれた毛髪補修とツヤコントロールの成分に加え、心の落ち着きを感じさせる芳醇なフレグランスなどを配合した、女性を髪からきれいにするスタイリング剤です。
初期出荷は好調なスタートを切りましたので、お取引先美容室を通じて多くの女性のみなさまにお使いいただきたいと考えています。
Iー7.損益計算書
損益計算書です。各科目の数値はスライドに記載のとおりです。売上原価については、原材料費の上昇はありましたが、引き続き原価管理の見直しなどを行っていることから、売上原価率は26.9パーセントとなり、前年を1.1ポイント下回りました。
また、特別利益として、前事業年度に特別損失として計上した「コタ アイ ケア」の一部ロットの自主回収に係る関連費用引当金の戻し入れ益を計上しています。
Iー8.貸借対照表・キャッシュ・フロ-計算書
貸借対照表とキャッシュ・フロー計算書です。貸借対照表の各科目の数値および主要な増減要因はスライドに記載のとおりです。キャッシュ・フロー計算書についても、スライドに記載のとおりです。
IIー1.サマリー
2023年3月期通期の業績見通しです。まずは、2023年3月期決算のサマリーについてご説明します。
1つ目は業績予想です。先ほどご説明したとおり、当社は営業戦略上、売上高および利益の構成比率は下半期のウエイトが大きくなっています。第2四半期においては前事業年度の5月に発売した「コタクチュール」の反動減があったものの、トイレタリーの主力である「コタ アイ ケア」の販売は堅調に推移しています。
第3四半期以降については、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響が懸念されるものの、美容業界の繁忙期と重なることに加え、11月から12月にかけて当社製品の販売コンクールである「コタ全国店販コンクール」を開催しており、「コタ アイ ケア」ならびに「コタクチュール」を中心としたトイレタリーの需要増加などを見込んでいることから、現時点において、2022年5月9日に公表した業績予想に変更はありません。
2つ目は資本政策です。当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的に、今年の4月に12期連続で株式を分割しました。また、11月17日に公表したとおり、現在、自己株TOBを進めています。詳細についてはお手元の資料をご覧ください。
3つ目は配当予想です。1株当たり配当金については、普通配当で年間20円を予想しています。なお、期初に株式の分割を実施しているため、実質的には増配となる見込みです。これによる配当性向は30.2パーセントです。
IIー2.概要
2023年3月期業績予想の概要です。各科目の数値はスライドに記載のとおりで、売上高・各利益ともに過去最高を目指していきたいと考えています。
IIー3.売上高の内訳
売上高の内訳です。数値についてはスライドに記載のとおりです。
IIー4.コタ全国店販コンクールを開催1
当社の四半期別の業績の特徴についてご説明します。スライド上段のグラフのとおり、毎期、当社の売上高は第3四半期がもっとも大きくなっており、通期の業績においても非常に重要な期間となっていますが、その背景には、独自の施策である「コタ全国店販コンクール」の開催が大きく関係しています。
「コタ全国店販コンクール」は、毎年11月から12月にかけての2ヶ月間、全国のお取引先美容室を対象に実施している、シャンプーやトリートメント、整髪料、育毛剤など、当社製品の販売高を競うコンクールです。
このコンクールに参加することにより、お取引先美容室では、来店客数の増加や客単価の向上に加え、お客様の来店回数の改善といった相乗効果も期待できることから、年間を通して売上高を大幅に伸ばすことができます。そして、それが当社の第3四半期の業績につながっています。
「コタ全国店販コンクール」は1986年から毎年開催していますが、現在では年末恒例の一大イベントとなっており、その期間の売上高の大きさから、当社の通期の業績を占う上でも非常に重要なイベントになっています。
今年のコンクールへの参加軒数は、過去最高の2,512軒ですが、全参加店の販売高を合算した合計販売金額についても右肩上がりで推移しており、毎年、過去最高額を目標に取り組んでいます。コンクールの期間もちょうど残り1ヶ月を切りましたが、全体としては良い結果で終えることができるのではないかと見ています。
IIー4.コタ全国店販コンクールを開催2
なお、自社製品の販売コンクールを開催するノウハウを持ち、シャンプーやトリートメントなどの販売を通じて、お取引先美容室の業績を大きく伸ばすことができるのは、創業以来、トイレタリーの販売を中心とした「店販戦略」に注力し続けてきた当社だけです。
また、当社では「美容室とともに女性を髪から美しくする」という考え方のもと、美容室に来店した消費者に美容師さんがカウンセリングを通じたヘアケア提案を行うことで、女性の美意識の向上にも取り組んでいます。
その結果、ほとんどの消費者は、ヘアケアの基本であるトイレタリー、すなわちシャンプーとトリートメントから当社製品を使い、その中で髪質の改善などを実感すると、次は整髪料、その次は頭皮を改善する育毛剤など、次第に複数のブランドを使うようになります。そのような相乗効果も業績向上につながると考えています。
今後も、美容室でのシャンプーやトリートメントの販売を通じて高品質で高付加価値な製品を提供し、巨大な市販品市場の消費者を取り込むことで、常に新しい市場を開拓し続け、着実な成長につなげていきたいと考えています。
IIー5.設備投資・減価償却費1
設備投資と減価償却費です。内容についてはスライドに記載のとおりですが、すでに完了した2件の投資案件についてご説明します。
IIー5.設備投資・減価償却費2
1件目は「COTA KYOTO Lab」の稼働です。今年の6月からものづくりの心臓部とも言える研究開発施設である「COTA KYOTO Lab」が稼働しています。これにより製品の付加価値向上による、高品質で安心・安全な製品開発体制のさらなる強化と、充実した基礎研究のための環境が整いました。
当施設から、当社のコーポレートスローガンである「女性は髪からもっと美しくなれる」という世界観を具現化したブランドの開発を加速していきたいと考えています。
IIー5.設備投資・減価償却費3
2件目は製造タンクの増設です。2012年に竣工した久御山町にある京都工場は、年々稼働率が上がっていることから、さらなる売上高の増加に備え、主にシャンプーを製造する6トンタンクを増設しました。
今後も計画的に設備投資を進め、当社のものづくりの特徴である「人の目、人の手を活かしたものづくり」を続けることで、安心・安全で高品質な製品を市場に供給していきたいと考えています。
IIー6.目標とする経営指標
目標とする経営指標です。当社では、会社の着実な成長と永続、そして資本効率という観点から、売上高経常利益率15パーセント以上、ROE10パーセント以上を目標として定めています。
2022年3月期の決算で、売上高経常利益率は19期連続、ROEは8期連続で目標数値を達成しており、2023年3月期以降も継続して達成することに主眼を置き、事業活動を行っていきたいと考えています。
目次
次に、今後の展開についてご説明します。
IIIー1.市場動向
はじめに市場の動向についてご説明します。民間のシンクタンクの調査によると、美容室だけではなく一般消費者も使用できるシャンプーやトリートメント、整髪料などが含まれる「店販用品」については、髪に対する意識の高まりから、高品質・高付加価値な製品に対する需要が増加しています。
加えて、美容室でのみ使用される業務用品についても、ヘアカラーやヘアトリートメントの需要が増加していることから、市場は拡大傾向が続いています。
その一方で2020年の結果を見ると、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、業務用品が主力である同業他社はすべて実績を落としましたが、「店販用品」が主力である当社のみが増収という結果でした。この結果は、コロナ禍を理由に美容室への来店は一時的に控えられた一方で、自宅で髪を洗う回数を減らした消費者はいなかったことを表しています。
つまり、当社の売上高で大きな割合を占めるシャンプーやトリートメントについては、その消費量に大きな変化はなかったと分析できます。むしろ在宅勤務の増加により朝のシャンプーが増えていたり、外食や旅行に向けられていた消費が美容室で取り扱うシャンプーやトリートメントに向けられたとも推測できます。
また、コロナ禍における営業活動についても、他社ではオンラインが中心となる中、当社では対面によりお取引先美容室に寄り添い、フォローを行ったことも要因のひとつであると考えています。このような分析結果が、コロナ禍における当社と同業他社の違いであると認識しています。
IIIー2.不変の戦略(着実成長の源泉)
不変の戦略についてです。当社の製品は、美容師さんが美容室に来店した消費者に使うプロ用の製品で「美容室専売品」と言われており、スーパーやドラッグストア、インターネットなどでは販売されていません。
「美容室専売品」は、美容師さんが美容室で使用することを前提としていますが、トイレタリーや整髪料などの製品については、消費者のみなさまも使用できます。そのため、当社では美容師さんのカウンセリングをベースとした、シャンプーやトリートメントの販売を積極的に推進しています。それを仕組みとして確立したものが、同業他社にはない、当社独自のビジネスモデルです。
当社は美容室向け頭髪用化粧品メーカーとして、安心・安全で高品質な製品を製造・販売するだけではなく、同業他社にはない独自のビジネスモデルである「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」と「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」を展開し、お取引先美容室の業績向上を実現し続けることで、これまで着実な成長を続けてきました。今後もこの不変の戦略を展開することで、着実に成長を続けていきたいと考えています。
IIIー3.お取引先美容室の業績向上策1
当社がお取引先美容室へ提案している、業績向上のための具体策である「カウンセリング&ビューティー」についてご説明します。
「髪は女性の命」と表現されるほど、女性は髪をきれいにすることで、どんどんきれいに変わっていきます。当社のコーポレートスローガンである「女性は髪からもっと美しくなれる」の意味は、「女性は髪がきれいになることで美意識が変わり、すべてがきれいになっていく」ということであり、当社がすべての女性にご提案している世界観です。
そして、女性の美意識を変えることができる唯一の場所が美容室であると考えています。それを実現する髪のプロである美容師さんが、ヘアケア提案を含めたカウンセリングを通じて「すべての女性を髪から美しくする」という一連のストーリーをシステム化したものが「カウンセリング&ビューティー」です。
その内容について、この場で詳しくお伝えすることはできませんが、当社独自のカウンセリングシステムを導入していただいた結果、お取引先美容室におけるシャンプーやトリートメントなどの販売が2倍以上になるという成果が出ています。
IIIー3.お取引先美容室の業績向上策2
この「2倍以上」という数字は、お取引先美容室がこれまでにはなかった市場を開拓した結果です。つまり、今までスーパーやドラッグストアなどでシャンプーやトリートメントを購入していた消費者のみなさまが、美容室でのみ購入できる高品質・高付加価値のシャンプーやトリートメントに切り替えたということです。
また、毎年着実に実績が推移しているのは、1度きりの購入ではなく、当社製品の性能に満足した上で、継続してご使用いただけている証であると言えます。
当社では、創業以来、このような取り組みを行うことで、美容室の業績を向上させ、着実に成長できる経営基盤を作り、安定して利益を計上できる経営体質への転換を促しています。そして、美容師さんの労務環境の改善や将来の発展を見据えた人材の獲得と育成に取り組みながら、企業として永続的に発展していただくことが、当社の着実な成長にもつながると考えています。
IIIー4.独自のブランド戦略1
当社独自のブランド戦略である非正規販売対策の強化についてご説明します。
当社は、創業精神である「美容業界の近代化」の実現を目指す、美容室専売の頭髪用化粧品メーカーとして、創業当時から、当社のお取引先である美容室を経由しないインターネットや小売店での当社製品の販売を「非正規販売」と定義し、完全否定するための取り組みを続けています。
「美容室専売品」である当社のシャンプーやトリートメント、整髪料などは、美容室でのカウンセリングを通じた、対面による店舗販売を原則とした製品です。
そもそも、美容室での対面販売を原則とする当社製品が、インターネットなどで売れてしまう理由は、全国のお取引先美容室が、これまで当社製品の販売を推進してきた結果です。当社のお取引先美容室は、当社とともに発展・繁栄していくという前提で、当社製品の販売に取り組んでくれています。
したがって、当社が非正規販売を放置すれば、美容師さんの販売に対するモチベーションが低下し、その結果、美容室で当社の製品が売れなくなります。そして、時間差はあると思いますが、最終的にはインターネットなどでも全く売れない製品に変わってしまうと判断しています。
また、インターネットでは、当社製品の偽造品の販売や定価以上で販売されるという問題まで発生しており、看過できないほどの非常に大きな悪影響を美容室や消費者に与えています。そのため、当社では非正規販売を完全否定する対策として、社内に専任の担当者を配置し、非正規販売を行う業者などに対して毅然とした対応を行うことで、当社製品の販売を中止させています。
IIIー4.独自のブランド戦略2
そして、その非正規販売対策をさらに強化するために、来年の1月に当社が運営・管理を行う会員制の公式ECサイト「COTA Store(コタストア)」を開設します。当サイトは、不特定多数の方が利用するものではなく、当社のお取引先美容室に定期的に通いながらシャンプーやトリートメントなどを継続的に購入している顧客のみが利用できる会員制のECサイトです。
先ほどもご説明したとおり、現在インターネットでは、当社製品の偽造品の販売や定価以上での販売などの問題が発生しています。「COTA Store」は、当社が運営する会員制の公式ECサイトですので、当然ながら、ご購入できる製品は当社が製造・管理している正規品のみとなります。
お客様には24時間365日、当社が保証する正規品をご購入いただけますので、当社としては「COTA Store」を通じて、非正規販売業者が得ている収益をお取引先美容室へ取り戻すことで、当社および当社製品に対する信頼と、さらなるブランド価値の向上につなげることができると考えています。
IIIー5.本日のまとめ
当社は創業以来、「美容室の繁栄が、当社の繁栄につながる」という考えのもと、お取引先美容室の業績を向上させることで、これまで着実に成長してきました。今後も当社独自のビジネスモデルにさらに磨きをかけ、持続的な成長を図りながら、さらなる企業価値の向上につなげていきたいと考えています。
女性は髪からもっと美しくなれる
以上をもちまして、コタ株式会社の2023年3月期第2四半期決算のご報告を終了します。ありがとうございました。