サマータイヤからスタッドレスタイヤへの交換時期はいつから?
まず結論から述べると、スタッドレスタイヤへの履き替え時期は「初雪の1ヶ月前」に行うのが良いとされています。
とくに新品のスタッドレスタイヤは、取り付け後すぐに雪などの「過酷な条件」で使用すると異常発熱による損傷を起こしやすくなります。
スタッドレス本来の性能を最大限発揮するためにも、まずは「時速60km/h以下で200km以上」の慣らし走行をすることが多くのメーカーで推奨されています。
そのため、雪が降り始める1ヶ月前にスタッドレスタイヤに履き替えを済ませておき、慣らし走行をしておくのがベストと言えるでしょう。
とはいえ、雪国でない地域では雪に対する知識があまりなく、12月中旬を過ぎてもサマータイヤのままという方がいるかもしれません。
「本格的な雪予報が出てから」と考えている方は要注意です。各地域の初雪予報を見ていきましょう。
2022年〜2023年における各地域の初雪予測
前述のとおり、スタッドレスタイヤへの交換のタイミングは「初雪の1ヶ月前」がベストとお伝えしました。
まだスタッドレスタイヤを履き替えていない方に向け、自分の住んでいる地域で「いつ初雪が降るのか」をご紹介します。
下記は、国土交通省の気象庁の「過去の気象データの平年値(霜・雪・結氷の初終日と初冠雪日)」をもとに作成した初雪の統計月日となっています。
東京やでは1月3日、名古屋では12月22日、大阪では12月26日となっています。
過去の気象データの統計から、各地域の理想の交換時期はすでに過ぎていることがわかります。
さらに、上記の表はあくまで「過去の気象データの統計」であるため、今季は例年よりも早いタイミングで初雪が降る可能性も考えられます。
そのため、天気予報の確認をこまめに行うだけでなく、まだの方は交換時期を決めてしまうと良いでしょう。