早い段階から始めておきたい3つの対策

未婚女性は将来の老後生活に向け、2000万円以上の貯蓄を準備しておく必要があることが分かりました。

では、少しでも早い段階から進めておきたい3つの対策について解説します。

月々の支出の見直す

老後資金を貯めていくためには、まずは毎月の支出を見直し、貯蓄ができる体制を整えることが重要です。

特に着目すべきは、携帯電話代などの通信料や、電気代やガス代などの光熱費です。サービスの質を変えず、価格を下げることができる会社が増えています。

また、毎月の保険料にも注目しましょう。今の状況に見合った保障となっているか、重複している特約はないかなど、見直すことで保険料が抑えられる可能性は高いです。

副業を行う

今の仕事で時間的な余裕があれば、副業を開始し収入を増やすことも検討しましょう。

現在は終業後や休日などのスキマ時間を利用して、自宅で始められる副業も増えています。1日1~2時間など無理のない程度に行うことで、収支にも余裕が生まれます。

ただ、勤め先の会社の就業規則で副業が禁止されていないか、事前によく確認しておきましょう。

将来に向けた資産運用を始める

老後資金準備に向け、積極的な資産運用に取り組むことは大切です。自身の意向や考え方に見合った商品を選択し、時間を使ってコツコツと資産づくりを行いましょう。

女性でも取り組みやすい資産運用としては、「iDeCo」や「つみたてNISA」が挙げられます。少額からでも始められ、資産運用をしながら節税の恩恵も受けられます。

資産運用のポイントは長期間継続することです。無理のない範囲で行いましょう。

まとめ

生涯未婚で老後を迎えた場合、65歳以降の生活には約2000万円の貯蓄が必要になります。ただ、ひとり暮らしをしているとなかなか貯める習慣が身に付きにくいのも実態です。

将来の老後生活に向け、早い段階から目標をもった資産形成が重要です。

収支の見直しや副業への取り組みを通じて原資を生み出し、積極的な資産運用を通じて老後生活に向けた対策を進めていきましょう。

参考資料