JRA「朝日杯フューチュリティステークス」過去10年の優勝馬

出所:JRAホームページを参考に筆者作成

まずは、JRAが公開しているデータを元に、過去10年の優勝馬を振り返っていきます。

2013年までは中山競馬場で開催されていた「朝日杯フューチュリティステークス」ですが、2014年から阪神競馬場に変更となりました。

優勝馬の特徴としましては、3歳以降もマイル(1600m)以下を主戦場とする馬が多く、その後2000m以上のG1を制したのは、ロゴタイプとドウデュースのみです。

JRA「朝日杯フューチュリティステークス」と相性の良いステップレース

出所:JRAホームページを参考に筆者作成

優勝馬の前走条件を見てみると、すべての馬が勝利してから朝日杯に挑んでいることから、勢いに乗った馬が強いレースと言えます。

注目したいのは、ベゴニア賞(1勝クラス)とサウジアラビアRC(G3)をステップにしている馬が5頭もいる点。

今年の出走馬の中でベゴニア賞を制した馬はいませんが、サウジアラビアRC馬は、2戦2勝のドルチェモアが該当するので、その走りに注目ですね。

また、2歳戦なので経験の浅い馬が多く、新馬戦や未勝利戦を勝ち上がったばかりでも侮れません。2015年のリオンディーズや、2020年のグレナディアガーズのように激走するケースはあります。