60代で住宅ローンが残っている人の割合は？負担を軽減するための対処法3選

60代の住宅ローン残高の平均は661万円

金融中央広報委員会の「家計の金融行動に関する世論調査2021年」から、各年代ごとの住宅ローン残高の平均値と中央値をまとめました。

60代の住宅ローン残高の平均値は661万円、中央値で200万円という状況です。

• 50万円未満：1.6％
• 50～100万円未満：0.5%
• 100～200万円未満：2.7%
• 200～300万円未満：5.9%
• 300～500万円未満：8.0%
• 500～700万円未満：8.5%
• 700～1000万円未満：3.2%
• 1000～1500万円未満：8.5%
• 1500～2000万円未満：6.4%
• 2000万円以上：10.1%
• 無回答（ゼロも含む）：44.7％

住宅ローンが残っている人の残高の内訳を見ると、1000万円以上残っている人の割合が25.0％となっています。4人に1人が1000万円以上の住宅ローン残高を残しているということになります。

60代で借入金がある人の割合は15.7％

また、同じく金融中央広報委員会の「家計の金融行動に関する世論調査2021年」によると、60代で借入金がある人の割合は15.7％であることがわかりました。

60代世帯における、借入の目的として最も多い回答が「住宅の取得または増改築などの資金」で44.1％となっており、住宅ローンによる借入が多いことが分かります。