住宅購入を考えるとき、何よりも慎重になるのは予算設定ではないでしょうか。
理想の間取りや立地条件があるとはいえ、予算がオーバーしてしまえば元も子もありません。
実際、株式会社AZWAYが行った調査によると、マイホーム購入時に重視した基準は「住宅ローンと購入価格」が最多でした(2022年11月22日公表)。
しかし、予算を決めていたとしても、巧みに予算を上げられそうになることもあります。
今回は、実際に30代で住宅を購入したSさん夫婦に、どのような営業トークがあったのかをお聞きしました。
住宅購入の決め手はやはり「予算内かどうか」
Sさん夫婦は、お子さんの小学校入学前に一戸建てを購入したいと決意し、さまざまな住宅メーカーを回りました。
建売住宅か注文住宅かにこだわりはなく、立地や間取りに満足できればどちらでもいいと考えていたそうです。
住宅ローンを抱えることに対する不安は大きく、「予算内に収める」というのが何よりの条件でした。
株式会社AZWAYが行った「2022年マイホームに関する総合アンケート」でも、マイホーム購入時に重視した基準は「住宅ローンと購入価格」が最多でした。
このように住宅購入の絶対条件にあげられやすい予算ですが、営業マンのトークの中で予算を引き上げようか悩むこともあったそうです。
どういうトークがあったのでしょうか。