仕事と資産運用の検討も効果的
今年の物価高だけでなく、国民年金の保険料納付が65歳未満まで延長検討や後期高齢者医療制度の上限引き上げが検討されるなど、老後をめぐる環境は変化しつつあります。
このような状況を踏まえても、やはりできるだけ長く働くことは重要でしょう。
一方で、いつまで働けるかは誰にもわかりません。予想よりも早く仕事を辞めなければならない場合もあります。
最近NISAやiDeCoなど運用益にかかる税金が非課税になる制度が話題ですが、運用を取り入れることで、貯蓄を守る・増やすことも可能です。
ただリスクはあるのできちんと確認し、自分に合ったリスク許容度や投資対象、投資方法を選ぶことは重要です。
老後資金対策は複数の選択肢がありますから、ご自身でできることを考えてみてくださいね。
参考資料
- 総務省「2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2022年(令和4年)11月分(中旬速報値)」
- 厚生労働省「令和2年度厚生年金・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」
宮野 茉莉子