4. つみたてNISA早くはじめる重要性3.複利の力を活かせる
積立投資は、利息に利息がつく「複利の力」が期待できます。
たとえば「月1万円・年率3%・30万円」で運用した結果は以下の通り。
運用収益である黄色部分が、開始~15年目より、15~30年目で大きく増えるのがわかるでしょう。
投資をはじめるのが遅くなってしまう人もいますが、利益が得られる場合には、長期間積み立てたほうが複利の力が期待できます。少額でも長期間運用するのがよいでしょう。
5. つみたてNISAの投資信託は納得して選ぼう
つみたてNISAを早くからはじめるメリットをご紹介してきましたが、運用ですから投資対象や投資機関によっては損をするリスクもあります。
きちんと自分で調べ、納得のいく商品選びをすることが重要でしょう。
まずはつみたてNISAの情報収集からはじめてみてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。特に老後資金準備にむけて、投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズやライフプランにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』の編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で趣味は音楽鑑賞と読書(2025年6月7日更新)