ポイント3. 今年の税金だけではなく来年の税金にもメリットあり

年末調整は今年払った所得税の調整がされるのですが、年末調整をすることで同時に翌年の住民税の申告もされます。

勤務先は、「税務署」と「居住している市町村」に源泉徴収票(データ)を送ります。

税務署では所得税の計算がされるのですが、居住している市町村では今年の所得に対して来年の住民税の計算をします(住民税は翌年6月から翌々年5月まで支払い)。

所得税の年末調整で控除が多ければ、所得税の他に翌年の住民税も少なくなります。しっかりと年末調整をしておくことで、所得税の他に住民税の節税ができるのです。

控除があれば、この機会に手続きしておきましょう。