ポイント1. 確定申告をしなくて良いから、年末調整が必要

出所:国税庁「給与所得者(従業員)の方へ(令和4年分)」

自営業の方は売り上げから経費を差し引いて、自分で所得税を計算し納税しています。これは毎年2月から3月中旬頃に見る光景かと思います。

お勤めの方の場合、副業をされている方や一部の方を除いては、確定申告をすることがありません。その代わりに年末調整をする必要があります。

一般的には世帯の状況や保険料の支払い状況などの必要書類を提出することで、勤務先が控除する内容を計算し、払いすぎた税金があれば戻ってきます。

実際には、勤務先から書類をもらって必要事項を記載し、証明書などの必要書類を提出することで、手続きは完了です。最近ではスマートフォンで入力し、データを勤務先に提出するというところもあります。

ただ、毎年どこに何を書けばよいか、わかりにくいですよね。記載例があれば、見ながら進めましょう。