6. 現役世代は月25万円がレアになる可能性も

今回ご紹介したのは今の年金受給額ですが、厚生年金月25万円以上はかなりレアであることがわかりました。

現状でこの水準ですから、今の現役世代が老後を迎えるころには、少子高齢化の影響もあり月25万円受給できる方はさらに少なくなる可能性があります。

一部では今よりも年金受給額が3割ほど減るのではないかとも言われています。全体の平均は月14万円ですが、将来は10万円ほどになってしまう場合もあります。

公的年金のみで生活するのは難しい未来が待っていますから、「私的年金・貯蓄・仕事」の3つは必須といえるでしょう。

将来を見据えて個人年金保険やiDeCoといった私的年金や運用を含めた貯蓄、また長く続けられる仕事について考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

宮野 茉莉子