トゲが生えたワイルドな見た目、石のような形、宝石のような透明の「窓」など、ルックスがユニークで個性的な多肉植物には「冬型」の多肉植物が多く存在します。
多肉植物には生育期にちなんだ「生育型」があります。多肉植物を元気に育てるには、この生育型に合わせた世話が必要になります。
そこで今回は、冬に生育期を迎える冬型の多肉植物について紹介します。さっそくみていきましょう。
【※参考記事】【ガーデニング・多肉植物】冬越し方法を「3つの生育タイプ別」に紹介
【多肉植物の生育型】冬型の特徴は?
多肉植物は生育期ごとに分類される「型」があります。
- 春秋型・・・春と秋に生長する
- 夏型・・・夏に生長する
- 冬型・・・冬に生長する
冬型の多肉植物は冬が生育期です。春秋は生育が緩慢になり、夏は休眠期に入ります。
冬型の多肉植物で気をつけたいのは、意外にも「寒さ」。他の生育型と比べると、低温下でも育ちやすいのですが、「寒さに強い」というわけではありません。
寒さに弱いのは冬型の多肉植物だけでなく、夏型、春秋型の多肉植物も同じです。霜が降りるような寒さでは生育が難しく、長時間寒さに当たると凍傷を起こして枯れてしまうこともあります。
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厳寒期は室内で管理するのが基本ですが、多肉植物は日に当てることも大事です。暖かい日は外に出して日に当てても構いません。ただし、屋外に放置したままにしないように気をつけましょう。
屋外で育てる場合は防寒対策が必要です。鉢を発泡スチロールなどの箱に入れて、保温して育てるとよいでしょう。
【冬型の多肉植物】主な種類
アエオニウム属
冬型の代表品種のアエオニウム属。育てやすい品種が多く、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。ダークカラーがオシャレな黒法師は寄せ植えにも人気です。
黒法師(アエオニウム属)2/5
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主な品種:黒法師、五月雨傘、夕映え、小人の祭り、明鏡など
リトープス属
まるで石と見間違うかのようなユニークな姿をしているリトープス属。奇妙な模様や形もさることながら、脱皮をするというおもしろい特徴があります。
富貴玉(リトープス属)3/5
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主な品種:日輪玉、オリーブ玉、富貴玉、大内玉など
コノフィツム属
コノフィツム属はリトープス同様、ユニークな形が多い品種です。特に人気のブルゲリは、まるで宝石のような透明の「窓」がある品種。他の多肉植物と同様に花も咲かせますが、栽培が難しいことでも知られています。
主な品種:ブルゲリ、ペアルソニー、稚児桜、カルキュルスなど
セネシオ属
銀月(セネシオ属)4/5
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原産地がさまざまで、生育期が異なる品種が多いセネシオ属。よく知られているセネシオ属の多肉植物には、春秋型のグリーンネックレス、エンジェルティアーズなどがありますが、冬型もあります。
主な品種:新月、銀月、七宝樹など
クラッスラ属
育てやすい品種が多いクラッスラ属。多いのは春秋型ですが、冬型のクラッスラもあります。
主な品種:レモータ、稚児姿、玉稚児、緑塔など
冬型の多肉植物、季節ごとの育て方
冬
冬は生育期に当たります。多肉植物は日光によく当てて育てるのが基本。冬は気温が下がることから、普段は室内で育てます。
水やりは土の表面が乾いたら与えるようにします。室内で育てる場合は多湿にならないように気をつけましょう。ただし、過度な乾燥もよくありません。特に暖房の風に注意してくださいね。
夜間になると窓際の温度は思った以上に下がることがあります。窓際に置いて育てるときは、寒さをしのぐためにダンボールなどの箱に入れておくのもオススメです。
春
春は生長が緩慢になる季節です。4月頃になったら、風通しのよい、涼しい半日陰で育てるようにしましょう。外で管理をしても大丈夫ですが、雨は避けるようにしましょう。
夏になると休眠するので、5月ごろから徐々に水を減らし乾燥気味に育てます。
夏
休眠期の夏は断水して育てるようにします。水を与える必要はほとんどありません。直射日光を避け、風通しのよい半日陰で育てましょう。
秋
冬に向けて活動をスタートさせる時期になります。葉焼けに注意しながら、徐々に戸外の日なたで管理するようにしましょう。本格的に寒くなってきたら、室内での管理に切り替えます。
涼しくなってきたら、徐々に水やりを開始しますが、本格的な水やりは冬になってからにしましょう。11月頃のスタートが目安です。
まとめにかえて
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今回は、冬に生育期を迎える冬型の多肉植物について紹介しました。
多肉植物のなかでもひときわユニークなリトープス属、コノフィツム属は「生きる宝石」とも呼ばれ、さまざまな種類を集める愛好家もいます。
個性的である分、お世話が難しいところもありますが、育てがいもあります。お気に入りの品種を見つけたら、ぜひ育ててみてくださいね。
LIMO編集部
