本が好きな人にとって、書店で本を選ぶ時間は至福の時。古本も決して悪くないけれど、真新しい本はやはり格別なもの。ついあれこれと買い込んでしまうという方も多いのでは? もし株主優待を使って少しでもお得に本を手に入れられるとしたら――日々の書店通いがますます楽しくなるのではないでしょうか。

※各社優待内容は、直近実績または2017年6月6日現在の予定です。

丸善CHIホールディングス(3159)

梶井基次郎の小説・檸檬にも登場する老舗書店「丸善」。その丸善や神戸発祥のジュンク堂を擁し、書店事業や出版業など5つの主要事業会社を中心に事業を展開する丸善CHIホールディングス。同社の株主になると、全国の丸善、ジュンク堂書店の店舗で使える商品券が保有株数に応じてもらえます(7月末の株主対象)。東北から九州・沖縄まで使える店舗は約90店舗。日頃よく利用される方にはうれしい優待ですね。

>>丸善CHIホールディングスの株主優待情報(大和証券サイト)

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)

個性的な雑貨の品ぞろえやこだわりある本のラインナップで知られるヴィレッジヴァンガードコーポレーション。同社の株を100株以上保有すると、同社が運営する店舗で利用できるお買物券 (1,000円券)がもらえます(11月末の株主対象、購入2,000円ごとに1枚利用可能)。初めて株主になるときは1万円分ですが、保有年数によってもらえるお買い物券が増えるのもうれしいポイント。本やCDを探していたはずが、ついつい雑貨にも手が伸びてしまうかも?

>>ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの株主優待情報(大和証券サイト)

文教堂グループホールディングス(9978)

北海道から九州まで約190店を展開する文教堂グループホールディングス。同社の株主になると文教堂の直営店での買い物時に割引を受けられる株主優待カードがもらえます(2月末・8月末の株主対象、現金での購入時のみ使用可)。100株保有なら5%割引になり、対象商品も書籍や雑誌から文具、音楽CD、ゲームソフトなど幅広いので重宝しそう。

>>文教堂グループホールディングスの株主優待情報(大和証券サイト)

三洋堂ホールディングス(3058)

三洋堂ホールディングスは名古屋に本社を置き、愛知・岐阜などを中心に「三洋堂書店」を展開する企業グループの持株会社。同社の株主になると、三洋堂書店の直営店で利用でき、保有株数に応じた比率でレンタル割引や販売割引が受けられる株主優待カードをもらうことができます(9月末の株主対象)。また、1年以上継続して100株以上保有すると、3月末、9月末現在の保有株数に応じて図書カードも追加されます。お近くに店舗があるならダブルでお得に使えそう。

>>三洋堂ホールディングスの株主優待情報(大和証券サイト)

杉本商事(9932)

杉本商事は大阪市に本社を置く機械工具の専門商社。創業は大正10年という伝統ある企業です。同社の株を保有すると、保有株数に応じて図書カードがもらえます(3月末の株主対象)。100株保有すれば1,000円分。多くの書店で使えるのでやっぱりもらうなら図書カードがうれしい、という本好きな方も多いのでは。

>>杉本商事の株主優待情報(大和証券サイト)

稲葉製作所(3421)

稲葉製作所は東京都大田区に本社を構える物置・オフィス家具メーカー。「100人乗っても大丈夫!」というCMをご覧になったことがある方も多いのでは。同社の株主になると、保有株数に応じて図書カードが年に1回または2回もらえます。100株保有の場合、オリジナル図書カード1,000円相当(7月末の株主対象)。また、300株以上保有する場合は図書カードが3,000円相当に(7月末の株主対象)、1,000株以上保有すれば7月末に3,000円相当、1月末にも1,000円相当の図書カードがもらえます。なお、300株以上を保有する場合、7月末の株主優待については図書カードではなく地域特産品を選ぶこともできます。

>>稲葉製作所の株主優待情報(大和証券サイト)

まとめ

いかがでしたか。今回ご紹介した企業の他にも、株主優待を行っている企業はたくさんあります。証券会社の株主優待検索サイトでは、優待の種類・投資金額などから企業が検索でき、便利でおすすめです。クオカードを使える書店も多いので、気になる方は探してみては?

>>株主優待検索はこちらから(大和証券サイト)

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