2. ビオラ・パンジーの育て方
ビオラとパンジーは種まきで苗を作るか、ホームセンターや園芸店等で苗を入手して育てることができます。
初心者の場合、園芸店で苗を選ぶのが手軽でおすすめ。
ポピュラーな色あい、スタンダードな形のビオラとパンジーであれば、値段も安く入手が可能です。たくさん植えて、迫力のある風景に仕上げることもできます。
品種改良されたビオラとパンジーは値段が高めですが、フリル型のビオラや少し小さめのパンジーなど、個性的で目をひく苗が多いのが魅力です。茎が長い品種は切り花としても楽しめますよ。
いろいろな品種をお店で選ぶのも、ビオラとパンジーの楽しみのひとつです。
種まきで苗を作る
ビオラやパンジーの苗が大量に欲しい場合は、種まきで栽培するのがコスパも良くおすすめです。市販の種まき用土など清潔な土を用意し、育苗トレーなどに敷きます。
種まきの適期は、9月中旬頃~下旬が一般的です。初めて挑戦するなら、国内メーカーの種がおすすめ。袋には覆土や発芽のコツなど、種まきに必要な情報が細かいところまで詳しく書かれています。
用土の上に種をまき、本葉が2~4枚程度になったらポットに移植しましょう。
ビオラ・パンジー苗を購入する
園芸店やホームセンターに出回るパンジー・ビオラの苗は姿かたちや色、そして価格も様々。
ブランドメーカーのレア苗など高価なものも多く流通しますが、ノーブランドの安価なものでも魅力的な苗がたくさんあります。
ビオラとパンジー苗の流通は10月頃から。今がちょうど、いろいろなブランド苗や珍しい品種が出回る時期です。
人気品種のかわいらしい苗は早めに売り切れてしまいます。気になる苗があったら早めに購入の検討をしましょう。
良い苗は葉色が良く、茎が間伸びしていません。葉が黄色くなっていたり、茎がヒョロヒョロと徒長していたら日照不足で育っている可能性があります。しっかり見比べて、丈夫な苗を選びましょう。
ビオラ・パンジーの植え付け
ビオラやパンジーは開花期間が長い植物なので、地植え、鉢植えどちらの場合も、元肥を入れて植え付けましょう。根鉢は崩して植えた方が生育が良いです。
鉢植えの場合は、1株植えるならポットよりもひと回り大きな鉢を選びましょう。一般的な草花用の培養土で問題なく育ちます。
地植えの場合も、他の植物が問題なく育っていれば大丈夫です。ポットと同じくらいの深さの穴を掘り植え付けます。地植えの場合は、霜が降りる時期をさけて植え付けてください。
ビオラとパンジーは寒さにも強く、基本的に強健な草花です。日当たり、風通し共に良い場所で元気に育てましょう。