ガーデンシクラメンの夏越し、2つの方法を紹介
ガーデンシクラメンの夏越しには「休眠法」「非休眠法」の2つのパターンがあります。
休眠法
休眠法とは、花や葉が枯れた状態で球根だけで夏越しさせる方法です。春の花が終わり、全体的に葉や茎が枯れてきたら、それらを取り除いて球根だけの状態にして夏越しをします。
休眠中の球根は風通しのよい半日陰や日陰の場所で育て、水を与えないようにします。雨にも当てないように注意をしましょう。
水やりを再開するのは、秋になって涼しくなり始めてから。球根が元気であれば葉が出てきます。葉が出てきたら、日当たりのよい場所で育てるようにしましょう。
非休眠法
非休眠法は花が終わって、元気な葉だけを残して夏越しさせる方法。花が終わっても葉を育てて続けるため、水やりの再開時期などを忘れて枯らしてしまう可能性も少なくなります。
休眠法と同じように戸外の半日陰、または日陰で、なるべく涼しい場所に置いて育てるようにしましょう。水やりは土が乾いたら、たっぷりと与えるようにします。肥料をあげても構いません。
夏は球根が腐りやすくなるので、高温多湿に気をつけて育てるのがポイント。途中で葉が枯れてしまったら、休眠法に変えて様子を見るのも一案です。
非休眠法は休眠法より開花が早くなりやすい特徴があります。早めに花を楽しめるのは嬉しいですね。