みんなはどう貯めてる?資産の内訳
2021年に総務省統計局によって作成された家計調査より、二人以上の世帯にみる資産の内訳を以下の表にまとめました。
60歳代限定ではありませんが、2000万円以上の資産を持つ人ほど有価証券や定期預金の資産割合が多くなり、相対的に普通預金の割合が少なくなっています。
中でも有価証券の割合は、資産合計2924万円以上と以下で約10%の差が見られます。
調査結果を読み解く限りでは、富裕層は有価証券の配当収入が多く、不労所得の差が持つものと持たざるものの差を鮮明にしていると言っても良いでしょう。
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LIMO編集部は、経済や投資、資産運用等を中心のテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となって情報発信を行っています。またキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどのジャンルで話題となっているニュースの背景も解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年8月31日)。