ひとり暮らし賃貸住まいでさらに月4万円の赤字に…
ひとり暮らしの高齢者の方の中には、賃貸に住む方もいるでしょう。総務省「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要 」によると、賃貸の平均的な家賃は「5万5675円」。
つまり、先ほどの収支を見れば賃貸住まいの場合、さらに4万円の赤字が上乗せとなるわけです。
1973年から2018年の家賃の推移をみると、だんだんと上がっているのがわかります。少子高齢化の今後の家賃水準はわかりませんが、家賃負担が大きいのは事実でしょう。
これらにあわせて、今回の物価高。ひとり暮らしの高齢者の家計はますます圧迫されていると考えられます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。