秋麗(グラプトペダルム属)
姿の変化はあまりないのですが、上に伸びながら倒れていくタイプです。直径は5センチ程度まで成長し、花は春に咲きます。
暑さ、寒さには比較的強く、霜にあたっても大丈夫なので、冬もできるだけ屋外に出して、日光を浴びるようにしましょう。葉挿しや挿し芽で増やすことができます。
3. 多肉植物を育てるときに気をつけること
多肉植物はインドアグリーンのように思われがちですが、基本的には日光が大好きな植物です。屋内より外に出して育てるほうが向いている種も多くあります。
日光がふりそそぐ戸外で生育し、雨の日などは室内に取り込むのが一般的。室内で育てるときはカーテン越しの光より、日光を当ててあげられる場所を確保します。
ときどきは部屋の中に入れて、デスクやテーブルなどに飾って楽しんだりするのもいいですね。
水やりは頻繁におこなう必要はありません。葉がシワシワになったりして、明らかに水不足とわかるときがあるので、そのときに適量の水をあげます。多めにあげる必要はありません。
水やりを適切におこなうには日頃の観察が大切です。水やりのタイミングもわかるようになりますので、観察は継続しておこないましょう。
4. まとめにかえて
ミニサイズの多肉植物は手軽に購入できて、大きく育てる楽しみもあります。育てるのも見るのも楽しい多肉植物。見るもの、育てるものの心をつかんで離さないのは、その奥深さゆえかもしれません。
秋は多肉植物のベストシーズン。この秋は多肉植物にチャレンジしてみませんか?
参考資料
株式会社カクト・ロコ「多肉植物図鑑」