電力やガスをはじめ、食料品などの値上がりが続いています。これらの価格高騰は私たちの生活に直接影響を与えるため、家計への負担を余儀なくされています。

そのため、なかでも家計への負担が大きいと思われる低所得世帯に対し、5万円の支給が決定しています。

今回は低所得世帯への5万円給付について、その概要や実施時期について解説します。

電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金

今回の物価の値上りによる、低所得世帯への支援給付金は、「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」といわれるもので、令和4年9月9日の物価・賃金・生活対策本部において決定しました。

給付金の支給対象世帯は住民税非課税が基準

支給の対象となる世帯とは、以下のいずれかに当てはまる世帯です。

  1. 世帯全員の令和4年度住民税均等割が非課税の世帯
  2. 令和4年1月~12月の収入が減少したことにより、住民税非課税相当の収入となった世帯(家計急変世帯)

また、この価格高騰緊急支援給付金は、令和4年上期に実施された「住民税非課税世帯等に対する臨時給付金」を受給した世帯でも、今回の価格高騰緊急支援給付金の受給要件を満たしている場合は受給できます。