カード不正利用の手口についての傾向

偽造カード被害額については2014年から減少しています。ただし、番号盗用被害額の割合について増加傾向にあります。

特に2021年の番号盗用被害額については9割を超えており、ほとんどのカード不正利用の手口であることがわかります。

番号盗用被害額について年々増加しているようです。2022年についても同様の傾向でこのペースで被害が拡大すると、過去最高の被害額となることが予想されます。

まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。

今回はクレジットカードの不正利用について解説しました。

一般社団法人日本クレジット協会が2022年9月に公開した「クレジットカード不正利用被害額の発生状況」によると、2021年のクレジットカード不正利用被害は206.5億円であり、番号盗用被害額については9割を占めていることがわかりました。

最近では完全にナンバーレスのクレジットカードや表面がナンバーレスのものも増えています。

セキュリティ面で安心できるクレジットカードを使うことで、番号盗用の防止につながるでしょう。

少しでも参考になれば幸いです。

参考資料

藤原 悠喜