コロナ禍で、キャッシュレスが普及した今、クレジットカードは私たちの生活に欠かせないものとなっています。

みなさんは日頃、どのようなクレジットカードをお使いでしょうか。

今回は一般社団法人日本クレジット協会のデータを元にクレジットカードの2022年(1月〜6月)の不正利用額について解説していきます。

不正利用の内訳についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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1. クレジットカードの不正利用額、2021年(1月〜6月)は206億5000万円

それでは早速、クレジットカードの2021年(1月〜6月)の不正利用額について解説していきます。

一般社団法人日本クレジット協会が2022年9月に公開した「クレジットカード不正利用被害額の発生状況」によると、2022年(1月〜6月)のクレジットカード不正利用被害は206億5000万円になることがわかりました。

また不正利用額の内訳については以下のとおりです。

  • 偽造カード被害額:4000万円(構成比:0.2%)
  • 番号盗用被害額:195億4000万円(構成比:94.6%)
  • その他不正利用被害額:10億7000万円(構成比:5.2%)

番号盗用被害額が9割以上とほとんどの割合を占めています。

2. 過去(2014年〜2021年)の不正利用の被害額について

ここからは、過去にさかのぼって被害額をみていきましょう。

2.1 2014年(1月~12月):114億5000万円

  • 偽造カード被害額:19億5000万円(構成比:17.0%)
  • 番号盗用被害額:67億3000万円(構成比:58.8%)
  • その他不正利用被害額:27億7000万円(構成比:24.2%)

2.2 2015年(1月~12月):120億9000万円

  • 偽造カード被害額:23億1000万円(構成比:19.1%)
  • 番号盗用被害額:72億2000万円(構成比:59.7%)
  • その他不正利用被害額:25億6000万円(構成比:21.2%)

2.3 2016年(1月~12月):142億円

  • 偽造カード被害額:30億6000万円(構成比:21.6%)
  • 番号盗用被害額:88億9000万円(構成比:62.6%)
  • その他不正利用被害額:22億5000万円(構成比:15.8%)

2.4 2017年(1月~12月):236億4000万円

  • 偽造カード被害額:31億7000万円(構成比:13.4%)
  • 番号盗用被害額:176億7000万円(構成比:74.8%)
  • その他不正利用被害額:28億円(構成比:11.8%)

2.5 2018年(1月~12月):235億4000万円

  • 偽造カード被害額:16億円(構成比:6.8%)
  • 番号盗用被害額:187億6000万円(構成比:79.7%)
  • その他不正利用被害額:31億8000万円(構成比:13.5%)

2.6 2019年(1月~12月):274億1000万円

  • 偽造カード被害額:17億8000万円(構成比:6.5%)
  • 番号盗用被害額:222億9000万円(構成比:81.3%)
  • その他不正利用被害額:33億4000万円(構成比:12.2%)

2.7 2020年(1月~12月):253億円

  • 偽造カード被害額:8億円(構成比:3.2%)
  • 番号盗用被害額:223億6000万円(構成比:88.4%)
  • その他不正利用被害額:21億4000万円(構成比:8.5%)

2.8 2021年(1月~12月):330億1000万円

  • 偽造カード被害額:1億5000万円(構成比:0.5%)
  • 番号盗用被害額:311億7000万円(構成比:94.4%)
  • その他不正利用被害額:16億9000万円(構成比:5.1%)

カード不正利用の手口についての傾向

偽造カード被害額については2014年から減少しています。ただし、番号盗用被害額の割合について増加傾向にあります。

特に2021年の番号盗用被害額については9割を超えており、ほとんどのカード不正利用の手口であることがわかります。

番号盗用被害額について年々増加しているようです。2022年についても同様の傾向でこのペースで被害が拡大すると、過去最高の被害額となることが予想されます。

まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。

今回はクレジットカードの不正利用について解説しました。

一般社団法人日本クレジット協会が2022年9月に公開した「クレジットカード不正利用被害額の発生状況」によると、2021年のクレジットカード不正利用被害は206.5億円であり、番号盗用被害額については9割を占めていることがわかりました。

最近では完全にナンバーレスのクレジットカードや表面がナンバーレスのものも増えています。

セキュリティ面で安心できるクレジットカードを使うことで、番号盗用の防止につながるでしょう。

少しでも参考になれば幸いです。

参考資料