1. 年金は「厚生年金と国民年金」の2階建て
まずは、年金制度の基本を確認していきます。
公的年金制度は、「国民年金」と「厚生年金」との2階建てが基本です。
1.1 国民年金
日本に住む20~60歳未満の全ての方が原則加入し、保険料を一律で納める。自営業や専業主婦などが対象
1.2 厚生年金
国民年金に上乗せして報酬比例の保険料を納める。収入により保険料が変わる。会社員や公務員が対象
厚生年金の受給額は、個人差があります。
2. 厚生年金・国民年金の支払日は「偶数月の15日」
年金は、年6回に分けて支払われます。
支払月は、2月、4月、6月、8月、10月、12月になっています。支払月の15日に振り込まれます。
なお、15日が土曜日、日曜日または祝日のときは、その直前の平日となります。
それぞれの支払月には、その前月までの2か月分の年金が支払われます。
例えば、4月に支払われる年金は、2月、3月の2か月分です。