1. 日本の高齢者人口は世界最高クラス
日本の高齢者人口の割合は世界で最高クラスであり、社会として「長く生き、長く働く」というライフスタイルが定着しつつあります。
1.1 日本の高齢者の就業率の推移、過去最高を更新
働くシニアを年齢階級別にみると、65~69歳は10年連続で右肩上がりに上昇し、2021年に初めて50%を超えて50.3%となっています。
70歳以上は5年連続で上昇し、2021年に過去最多の18.1%となっています。
とはいえ、60歳代後半では約半数が働く状況ですが、70歳代になると「年金と貯蓄」で生活していくという方が多くなるでしょう。